Schedule

2025年 1月 開催

12月の展示は中村文俊個展「-賞味期限-」を開催いたします。
皆さま、お早めにお越しください。

会期:2024年12月7日(土)~2025年1月26日(日)
時間:11:00~17:00(最終日1/26は15時閉廊です)

今回の個展は、瑞々しさに焦点をあてた作品を揃えました。

12月のArt Gallery 目白山は、2023年の第58回日動画廊 昭和会展 昭和会賞受賞者である、中村文俊の個展を開催いたしました。

中村文俊は1993年に神奈川県に生まれました。2013年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科に入学、2017年に同大を卒業。さらに研鑽を積むべく、同大大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コースに進学。この年のうちに、第13回世界絵画大賞展の協賛社賞を受賞、神山財団芸術支援プログラムの第四期生となり、守谷育英会の修学奨励賞受賞に加え、理化学研究所展示プロジェクトにも参加するなど、精力的に活動すると共に、それにふさわしい評価を得ていきました。翌2018年の第14回世界絵画大賞展においても協賛社賞を受賞し、日動画廊で開催された第5回「未来展―美大の競演」への出品も果たしています。翌2019年、武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了に際しては、修了制作が優秀賞を受賞。そして2021年、シェル美術展に入賞、また雪梁舎美術館主催による50歳以下の作家による具象画を対象とした、第23回雪梁舎フィレンツェ賞において、フィレンツェ美術アカデミア賞という輝かしい賞を手にしました。翌2022年にはCharm cara corporation アートギャラリーホームへの作品委嘱、また第57回日動画廊昭和会展で入選。2023年は同展でのグランプリである昭和会賞の栄誉に輝きました。

中村文俊の作品の細部まで描き込まれた風景には、それとしては普遍的であるのにも関わらず、どこか不安を喚起する事象、明らかに不穏な出来事、しかしまた、普通とも思える光景が交錯し、一つの画面の中で日常のあらゆる事象が多重奏を奏でています。それが不協和音に終始しないのは、中村文俊の卓越した画力と、ペンギンに象徴されるユーモアを交えた表現によるものと思われます。筆致がたどれないほど緻密に描きこまれた、中村文俊の沁みわたる絵画世界をおたのしみください。

中村 文俊 プロフィール

1993年 神奈川県に生まれる

2013年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科に入学

2017年 同大学を卒業
     同大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コースに進学

  • 2017年 第13回世界絵画大賞展の協賛社賞を受賞し、神山財団芸術支援プログラムの第四期生となる
  • 2017年 守谷育英会の修学奨励賞受賞
  • 2018年 第14回世界絵画大賞展 協賛社賞を受賞
  • 日動画廊主催 第5回「未来展―美大の競演」への出品
  • 2019年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了、修了制作が優秀賞を受賞
  • 2021年 雪梁舎美術館主催 第23回雪梁舎フィレンツェ賞、フィレンツェ美術アカデミア賞を受賞
  • 2021年 シェル美術展入選
  • 2022年 Charm cara corporation アートギャラリーホーム 作品委嘱
  • 2022年 第57回日動画廊 昭和会展 入選
  • 2023年 第58回日動画廊 昭和会展 昭和会賞受賞

湘南の杜スケジュール

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