Schedule

2024年 7月 開催

村山 之都 個展
「湘南 Water Colors third wave」

7月6日(土)~28日(日)
最終日28日は15時で閉廊

この度アートギャラリー目白山では村山之都の個展を開催いたします

村山は2022年から毎年7月に、この目白山で個展を開催しており、今年で3回目になります。湘南の海、何気ない街風景など水彩を中心に展示いたします。

一見爽やかな村山の水彩画に、わたしたちは一目で惹かれます。しかし彼の水彩画の魅力は、心地良く眺めている画面の中で、次第に見えてくる、あえて曖昧になっている空間、そこに、込められた登場人物の心情や出来事の背景、時間の流れを想像するたのしみとも言えるでしょう。
村山は水彩について、油彩との違いとして、「絵の具を置いた瞬間に表現をある程度手放してしまえる」。「水と紙の偶然性に任せてしまえる緩衝地帯がある分、水彩は共同作業という感覚」とも語っています。

1969年、北海道旭川市に生まれた村山は、早稲田大学第二文学部で社会学を学び、1992年に卒業。数年を経て武蔵野美術大学に入学し、2001年に絵画科を卒業、2003年に修士課程を修了しました。多年に渡るあかね画廊での個展をはじめとして、都内、故郷北海道、その他各地で個展・グループ展の実績があり、2013年にはホルベインスカラシップを受賞。2019年にはNHKの連続テレビ小説「なつぞら」の劇中絵画制作を担い、実在した画家・神田日勝に代わり、北海道の自然や酪農を描きました。絵画指導にも定評があり、東京工芸大学や上野の森美術館アートスクールにて講師を務めています。

村山 之都(むらやま しつ) プロフィール

東京工芸大学非常勤講師
1969年 北海道生まれ
1992年 早稲田大学第二文学部社会学専修卒業
2001年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2003年 同大大学院造形学研究科油絵コース修了

  • 2005年  個展(時計台ギャラリー/札幌)
  • 2009年  個展(新宿眼科画廊/東京)
  • 2010年  かなた Art Circulation(小樽市美術館/北海道、~‘13 )
    ビエンナーレうしく(牛久市生涯学習センター、’12,‘14)
    上野の森美術館大賞展(上野の森美術館、~’13,’16,’17)
  • 2011年  Nomadic Circus Troupe (北海道近代美術館)
  • 2012年  Magnetic Field Resonance-磁場共鳴-(GALLERY YUKI-SIS,東京)
  • 2013年  えねるぎぃ ふぉ あす(ヒルサイドフォーラム/東京)
    Japanese Emerging Artists (B&D/ロンドン)
  • 2014年  個展(NICHE GALLERY/東京)、Ezotic Art(東京都美術館)
  • 2015年  個展(Nanatasu Gallery/東京)、
    ホルベインスカラシップ選抜展
  • 2016年  A plus viewing 01 – For the city of heritage(旧田中家住宅、川口)
  • 2017年  個展(Nanatasu Gallery/東京)
  • 2018年  個展(たましんギャラリー/東京)、個展(gFAL/東京)
    美術と街巡り・浦和(うらわ美術館)
  • 2019年  個展(あかね画廊/東京、‘16〜毎年)
  • 2020年  個展(ギャラリー喫茶邁里夢/旭川)
  • 2022年 個展(アートギャラリー目白山)
  • 2023年 個展(アートギャラリー目白山)

その他

  • 2013年  ホルベインスカラシップ
  • 2019年  NHK連続テレビ小説「なつぞら」絵画指導/
    絵画制作

湘南の杜スケジュール

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