Schedule

2023年 3月 開催

IMAGINARY ANIMALS  三塩 佳晴

2023年3月4日(土)~26(日) 11:00-17:00 毎週 金・土・日 開廊

※最終日 3月26日(日)は15時閉廊 

この度、Art Gallery目白山では三塩 佳晴の個展を開催いたします。

有翼の生物や幻獣が驚異的な技術と手法、想像力とユーモアにより表現され、シュルレアリスムという一言では括れない、目くるめく三塩ワールドをご堪能ください。

三塩 佳晴 プロフィール

  • 1956    佐賀県生まれ
  • 1980    東京造形大学造形学部絵画科版画専攻卒業
  • 1981   「第49回日本版画協会展」東京都美術館」新人賞
  • 1982    東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修士課程修了
       「東京藝術大学大学院修了制作展」首席・買上賞 3点
       「第50回日本版画協会展」準会員賞
  • 1984    文化庁芸術家国内研修員(~1985)として版画家・中林忠良のもとで 研修
  • 1985    日動画廊主催「第16回版画グランプリ展」賞候補一席
  • 1993   「日本の木口木版― 明治から今日まで」展(板橋区立美術館)
  • 1997    創立110周年記念・東京藝術大学所蔵名品展「卒業作品に見る近現代の美術」
  • 1998    文化庁芸術家在外研修員としてウィーン国立芸術大学にて研修(~1999)
  • 2000   「第63回木口木版画協会展」海外部門最優秀賞(オックスフォード他、 イギリス)
  • 2002   「第5回高知国際版画トリエンナーレ展」土佐和紙賞受賞
  • 2011    第1回「ドローイングとは何か」展・優秀賞(ギャルリー志門、東京)
  • 2014   「木口木版画展」(デビットソンギャラリー、シアトル アメリカ)招待
  • 2016    個展(ワイ・アート・ギャラリー、大阪)
  • 2019    個展(オスモス・スタジオ、ベルリン ドイツ)
  • 2020   「版と表現― 木口木版画の世界」展(岩崎ミュージアム、神奈川)
        共鳴する刻「木口木版画の現在地」(CCGA現代グラフィックセンター、福島)
  • 2021    個展(スージー・アンティック・ギャラリー共催/岩崎ミュージアム、神奈川)

【お詫びと訂正】

ご案内ハガキをお送りさせていただいた皆様へ

作家在廊日の欄に「23日木・祝」と記載がありますが、

正しくは「21火・祝」になります。

訂正させていただき、お詫び申し上げます。

3/3(金)を除く、金・土・日曜日 及び
21(火・祝)も皆さまのお越しをお待ちしております。

2023年 4月 開催予定

THE SOMETHING 杜の輝き…  中村 文俊

2023年4月1日(土)~30(日) 11:00-17:00 毎週 金・土・日 開廊

※最終日 4月30日(日)は15時閉廊 

4月のArt Gallery 目白山では、本年の第58回日動画廊 昭和会展 昭和会賞受賞者である、中村文俊の個展を開催いたします。

中村文俊は1993年に神奈川県に生まれました。2013年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科に入学、2017年に同大を卒業。さらに研鑽を積むべく、同大大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コースに進学。この年のうちに、第13回世界絵画大賞展の協賛社賞を受賞、神山財団芸術支援プログラムの第四期生となり、守谷育英会の修学奨励賞受賞に加え、理化学研究所展示プロジェクトにも参加するなど、精力的に活動すると共に、それにふさわしい評価を得ていきました。翌2018年の第14回世界絵画大賞展においても協賛社賞を受賞し、日動画廊で開催された第5回「未来展―美大の競演」への出品も果たしています。翌2019年、武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了に際しては、修了制作が優秀賞を受賞。そして2021年、シェル美術展に入賞、また雪梁舎美術館主催による50歳以下の作家による具象画を対象とした、第23回雪梁舎フィレンツェ賞において、フィレンツェ美術アカデミア賞という輝かしい賞を手にしました。翌2022年にはCharm cara corporation アートギャラリーホームへの作品委嘱、また第56回日動画廊昭和会展で入選。本年は同展でのグランプリである昭和会賞の栄誉に輝きました。

染みていく

中村文俊の作品の細部まで描き込まれた風景には、それとしては普遍的であるのにも関わらず、どこか不安を喚起する事象、明らかに不穏な出来事、しかしまた、普通とも思える光景が交錯し、一つの画面の中で日常のあらゆる事象が多重奏を奏でています。それが不協和音に終始しないのは、中村文俊の卓越した画力と、ペンギンに象徴されるユーモアを交えた表現によるものと思われます。筆致がたどれないほど緻密に描きこまれた、中村文俊の濃密な絵画世界をおたのしみください。


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