鎌田光彦「ART Landscape」

会期:2025年9月6日(土)~9月28日(日)
時間:11:00~17:00(最終日28日(日)は15時閉廊)

CGやデジタル処理を避け、あえてアナログな撮影手法で挑む
世界が認める写真家鎌田光彦の写真展を開催

雄大な自然が息づく北海道を拠点に活動する写真家・鎌田光彦。彼が目指したのは夢で見るような心象風景を、現実の移りゆく悠久の流れの中で一瞬の輝き、刹那の美で造形的に表現することです。

切り付けるような極寒の原野で、刺し貫くような寒風の岸辺で、また一面に煌めく朧な陽光の雪林で。一切のCGやデジタル処理に頼らず、アナログな撮影手法にとことん拘った鎌田の作品は、私たちに自然の美しさ、はかなさ、そして尊さを訴えかけます。

本展では屏風仕上げの作品を加え、心震える瞬間をとらえた計20点を展示。 見る者の心を解き放つ、鎌田光彦の世界へ、ぜひ足をお運びください。

鎌田光彦(かまだみつひこ)
プロフィール

1968年北海道生まれ

北海道恵庭市・北見市に在住(撮影時期に併せて移動する2拠点生活)
45歳の時、画廊喫茶主催の企画展に参加したことがきっかけで、本格的に写真を始める。まもなく、世界二大自然フォトコンテストを受賞するなど、北海道を拠点に国内外で活動をしている。

<賞歴/栄誉>

  • 2013年「Nature’s Best Photography Japan」  準グランプリを受賞
    アメリカ・スミソニアン国立自然史博物館(ワシントンD.C)年間展示
    第53回富士フイルムフォトコンテスト「金賞」
    よみうり風景写真コンテスト作品集「こころの風景2013」表紙に採用
  • 2014年  National geographic「Photo of the day」選出
    同社主催Traveler photo contest「editor`s favorite」獲得
  • 2015年「Nature’s Best Photography Japan」準グランプリを受賞
    アメリカ・スミソニアン国立自然史博物館(ワシントンD.C)年間展示
  • 2017年  冬期アジア大会・公式HP掲載
    雑誌  National Geographic「DailyDozen」選出(アメリカ)
  • 2021年  写真界のアカデミー賞とも呼ばれるルーシー賞を主宰するルーシー財団が主催するN.Y.発の世界最大級国際コンテスト「International Photography Awards2021」受賞(ニューヨーク)

<主な展示>

  • 2014年  富士フォトサロン(東京・六本木)グループ展
  • 2016年  個展 TOWER’S GALLERY(札幌/JRタワーホテル日航札幌)
  • 2025年  個展 三越ギャラリー(札幌)
      他多数

<主なメディア出演・講演>

  • 2021年  UHB 特集番組「たった一つの絶景・鎌田光彦 の見た北海道」
  • 2023年  NHK「トークスペシャル」「世界が絶賛する風景写真家・鎌田光彦」
  • 2024年  美術館協力員研修講演(北海道立近代美術館)
       他多数

Gallery Concert
Sounds Landscape

9月20日(土)13:30~ お一人様1,500円

今回は、開催中の写真展、鎌田光彦「ART Landscape」の作品からイメージした楽曲をクラリネット&ピアノによる演奏会でした。

佐藤 義人(クラリネット)

神奈川県横浜市出身
武蔵野音楽大学を卒業。クラリネットを船木喜行、十亀正司の各氏に、室内楽を岡崎耕治氏に師事。ローマ歌劇場バスクラリネット奏者サウロ・ベルティ氏のマスタークラスを受講。
第九回全日本管打楽器ソロコンテスト優秀賞。第十回日本クラリネットアンサンブルコンクールでグランプリを受賞。
芸劇ウインドオーケストラアカデミー修了。ヤマハミュージックジャパンインストラクター。テアトルフォンテアソシエイトアーティスト。
WishWindOrchestra、SDGs吹奏楽団、Monotone Quartet各メンバー。

五月女 由利子(ピアノ)

兵庫県神戸市出身
大阪音楽大学卒業
元ヤマハ音楽教室講師。
元湘南ハーモニックアカデミー講師。
ヤマハ音楽療法1年間コース終了。
現在は各楽器の伴奏者として活躍。