2025年 4月 開催
4月のギャラリー目白山は、写真家 山下誠一の「と或るボランティアの心に残る情景」を開催いたします。
会期:2025年4月5日(土)~4月27日(日)
時間:11:00~17:00(最終日27日(日)は15時閉廊です)
山下は震災ボランティアとして各地を回っていることがありました。
各地で写真家としてもシャッターを切り、記憶を残しておりましたが、あまりにも凄惨な状況でこれまで公開せずに封印しておりました。
東日本大震災より14年…今回のギャラリー展覧に先立ち、3月には佐賀県で佐賀新聞社主催の展覧を致しました。
「震災は他人ごとではない…」山下のその気持ちが多くの方の目に留まればと、今回展覧に踏み切りました。
震災で塩害を受けるもその年に花を咲かせた桜…
是非一度ご覧いただけたらと思います。

山下 誠一 プロフィール
- 1951年 東京生まれ
- 1981年に業界誌の写真部に入社し、インテリア写真を手がける。
- 1999年に退社後、フリーに
- 2006年、アメリカのヨセミテ国立公園を現地のカメラマンと交流しながら撮影旅行
大学在学中に林道測量のアルバイトで山間僻地を歩き回る。南アルプス・鈴鹿山脈・朝日連峰・尾鷲・尾瀬と山奥の生活に魅せられ、数年を過ごす。
26才のときに西欧・東欧を経て、トルコ・シリア・レバノン・イラン・アフガニスタン・パキスタン・インド・ネパールを自家用車で旅する。
デジタル写真と出会い、写真がピエゾグラフという技法によって、印画紙だけではなく画材用紙・水彩紙・和紙・布など、さまざまなものにプリントできることを知る。
アメリカ撮影旅行中、著名な写真家アンセル・アダムスを記念するギャラリーで、持参した和紙の作品が館長の目にとまり、数十点をギャラリーに展示することとなった。これをきっかけとして、和紙による作品づくりに没頭、さまざまなオリジナルプリント・プロファイルを作り、和紙プリントの技法を確立するため試行錯誤を繰り返す。そのなかで既存の用紙の限界を悟り、伊勢市大豊和紙工業の中北喜得氏、人間国宝安部榮四郎の流れを組む出雲民藝紙の安部信一郎氏の協力のもと、写真プリント専用の和紙を得て現在に至る。



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